真珠湾攻撃を率いた淵田美津雄は、戦後絶望の中で一つの決断を迫られた。その決断が彼の人生を永遠に変えた。
この原則を示す一つの日本の物語が、淵田美津雄の生涯です。
決断がすべてを変えた
淵田美津雄は、第二次世界大戦中の日本で最も尊敬された軍人の一人でした。彼は真珠湾攻撃の第一波を率い、国民的英雄として称えられました。
しかし戦後、日本は荒廃しました。彼が尽くした帝国は消え去り、軍人としての道も終わりました。多くの元軍人たちと同じように、彼も失望、喪失、そして将来への不安と向き合うことになりました。
ある日、彼は一人の若いクリスチャン女性のことを知りました。彼女の宣教師であった両親は日本兵によって殺されていましたが、それでも彼女は日本人捕虜に親切に接していたのです。このことは、彼が抱いていた復讐と憎しみについての考えを根底から揺さぶりました。
その後、彼はジェイコブ・デシェイザーの証しを読みました。彼はかつて日本人を憎んでいたアメリカ人爆撃手でしたが、イエス・キリストによって赦しを見出した人物でした。
淵田は岐路に立たされました。
- このまま苦々しい思いと過去に生き続けるか。
- それとも、まったく新しい人生へと一歩を踏み出すか。
何もしないことは、これまでの自分にとらわれ続けることを意味していました。
キリストに従うという選択は、不確実さ、批判、そして長年信じてきたものが崩れ去ることに向き合うことを意味していました。
彼は前に進むことを決めました。
その決断が彼の人生を変えました。彼はクリスチャンとなり、残りの人生を日本国内外で福音を伝えることに捧げました。
原則
時には、何もしないことそれ自体も一つの決断です。
サマリヤの外にいた四人のらい病人たちは、このことを理解していました。
「どうしてわれわれは、ここに座して死を待つのか。」(列王記下7章3節)
彼らは、そのまま留まれば確実に死ぬことを悟りました。前に進むことにはリスクがありましたが、同時にいのちの可能性も開かれていました。彼らが行動したとき、神がすでに彼らのために救いを備えてくださっていたことを知ったのです。
他の聖書の例
「あなたがこの位についたのは、このような時のためかもしれないのです。」
黙っていることは、自分の民を危険にさらすことになっていました。
ダビデは、他のすべての者が恐れて立ち尽くす中、ゴリアテに立ち向かいました。
ペテロは舟から出て、水の上を歩きました。奇跡は舟の中ではなく、舟の外で起こったのです。
タラントを地に埋めたしもべは、恐れのために何もせず、持っていたものまで失いました。
教訓
多くの人は、次のような状況に置かれています。
- そのまま留まることは、ゆっくりとした衰退を意味する。
- 前に進むことにはリスクがあるが、新しい未来への可能性が開かれる。
信仰とは、リスクが存在しないことではありません。信仰とは、神が機会を与えてくださったときに、前に進むことです。
「強く、雄々しくあれ。」(ヨシュア記1章9節)
「私たちは、見えるものによってではなく、信仰によって歩んでいるのです。」(コリント人への第二の手紙5章7節)
最大の危険は、しばしば間違った決断をすることではありません。人生が過ぎ去っていく中で、何の決断もしないことを選び続けることです。