レビ記 14章

Leviticus 章 14
13章
14章
57節
15章
1

主はモーセにこう告げられた。

2

「ツァラアトに冒された者がきよめられるときのおしえは、次のとおりである。彼が祭司のところに連れて来られたら、

3

祭司は宿営の外に出て行く。祭司が調べて、もしツァラアトに冒された者の、その患部が治っているなら、

4

祭司はそのきよめられる者のために、二羽の生きているきよい小鳥と、杉の枝と緋色の撚り糸とヒソプを取り寄せるように命じる。

5

祭司は、その小鳥のうちの一羽を、新鮮な水を入れた土の器の上で殺すように命じる。

6

そして、生きている小鳥を、杉の枝と緋色の撚り糸とヒソプとともに取り、それらをその生きている小鳥と一緒に、新鮮な水の上で殺された小鳥の血の中に浸す。

7

それを、ツァラアトからきよめられる者の上に七度かけ、彼をきよいと宣言し、さらにその生きている小鳥を野に放す。

8

きよめられる者は自分の衣服を洗い、その毛をみな剃り落とし、水を浴びる。こうしてその人はきよくなる。その後で、宿営に入ることができる。しかし、七日間は自分の天幕の外にとどまる。

9

七日目になって、彼は髪の毛、口ひげ、眉毛など自分のすべての毛を剃り落とす。すべての毛を剃り落とし、自分の衣服を洗い、からだに水を浴びる。こうしてその人はきよくなる。

10

八日目に彼は、傷のない雄の子羊二匹と、傷のない一歳の雌の子羊一匹と、穀物のささげ物としての、油を混ぜた小麦粉十分の三エパと、油一ログを持って来る。

11

きよめを宣言する祭司は、これらのものとともに、きよめられる者を主の前、会見の天幕の入り口に立たせる。

12

祭司は雄の子羊一匹を取り、それを油一ログと一緒に献げて代償のささげ物とし、それを奉献物として主の前で揺り動かす。

13

その雄の子羊を、罪のきよめのささげ物と全焼のささげ物を屠る場所、すなわち聖なる所で屠る。罪のきよめのささげ物と同様に、代償のささげ物も祭司のものだからである。これは最も聖なるものである。

14

祭司は代償のささげ物の血を取り、それを、きよめられる者の右の耳たぶと右手の親指と右足の親指に塗る。

15

祭司は油一ログからいくらかを取って、自分の左の手のひらに注ぎ、

16

右の指を左の手のひらの油に浸し、その指で油を主の前に七度振りまく。

17

祭司はその手のひらの中の残りの油を、きよめられる者の右の耳たぶと右手の親指と右足の親指に、すなわち先の代償のささげ物の血の上に付ける。

18

祭司はその手のひらの中の残りの油を、きよめられる者の頭に塗る。こうして祭司は主の前でその人のために宥めを行う。

19

祭司は罪のきよめのささげ物を献げ、きよめられる者のために、汚れを除いて宥めを行う。その後で全焼のささげ物が屠られる。

20

祭司は祭壇の上で、全焼のささげ物と穀物のささげ物を献げる。祭司はその人のために宥めを行い、彼はきよくなる。

21

もしその人が貧しくて、それらのものを手に入れることができなければ、自分のための宥めとなる奉献物とするために、代償のささげ物として雄の子羊一匹を、また穀物のささげ物として油を混ぜた小麦粉十分の一エパと、油一ログを取り、

22

また、手に入れることのできる山鳩二羽か家鳩のひな二羽を取り、その一羽を罪のきよめのささげ物、もう一羽を全焼のささげ物とする。

23

八日目に自分のきよめのために、それらを会見の天幕の入り口の祭司のところに、主の前に持って行く。

24

祭司はその代償のささげ物の子羊と油一ログを取って、これを奉献物として主の前で揺り動かし、

25

代償のささげ物の子羊を屠る。祭司はその代償のささげ物の血を取って、それを、きよめられる者の右の耳たぶと右手の親指と右足の親指に塗る。

26

祭司はその油を自分の左の手のひらに注ぎ、

27

右手の指で、左の手のひらの油を主の前に七度振りまく。

28

そして、その手のひらにある油を、きよめられる者の右の耳たぶと右手の親指と右足の親指に、すなわち代償のささげ物の血と同じところに付ける。

29

祭司はその手のひらにある残りの油を、きよめられる者の頭に塗り、主の前で彼のために宥めを行う。

30

また彼は、手に入れることのできた、山鳩か、家鳩のひなのうちから献げる。

31

すなわち、手に入れることのできるもののうち、罪のきよめのささげ物として一羽を、全焼のささげ物としてもう一羽を、穀物のささげ物とともに献げる。祭司は主の前で、きよめられる者のために宥めを行う。」

32

以上が、ツァラアトに冒された患部がある者で、きよめに必要なものを手に入れることのできない者のためのおしえである。

33

主はモーセとアロンにこう告げられた。

34

「わたしがあなたがたに所有地として与えようとしているカナンの地に、あなたがたが入り、わたしがその所有地にある家に、ツァラアトに冒された箇所を生じさせたとき、

35

その家の所有者は来て、祭司に、何か冒された箇所のようなものが家に現れたと言って、報告する。

36

祭司は、彼がその箇所を調べに入る前に、その家を片付けるように命じる。すべて家にあるものが汚れることのないようにするためである。その後で祭司はその家を調べに入る。

37

冒された箇所を調べ、もしその箇所がその家の壁に出ていて、それが緑がかった、または赤みがかったくぼみであって、壁の表面よりも深いところに見えるなら、

38

祭司はその家から戸口に出て来て、七日間その家を閉ざしておく。

39

祭司は七日目にまた来て調べる。もし冒された箇所がその家の壁に広がっているなら、

40

祭司は、冒された箇所がある石を取り出し、それらを町の外の汚れた場所に投げ捨てるように命じる。

41

また、家の内側のすべての面を削り落とさせ、削り落とした漆喰を町の外の汚れた場所に捨てさせる。

42

さらに、別の石を取って前の石の代わりに入れ、また別の漆喰を取ってその家を塗り直させる。

43

もし石を取り出し、家の壁を削り落とし、また塗り直した後に、再び冒された箇所が家に生じたなら、

44

祭司は入って調べる。もしその箇所が家に広がっていたら、それは家に付く悪性のツァラアトであり、それは汚れている。

45

その家はその石材と木材と漆喰のすべてを取り壊し、それを町の外の汚れた場所に運び出す。

46

その家が閉ざされている期間中にそこに入る者は、夕方まで汚れる。

47

その家で寝る者は自分の衣服を洗う。その家で食事をする者も自分の衣服を洗う。

48

しかし、もしも、祭司が入って行くことがあり、調べて、家が塗り直された後にその冒された箇所が家に広がっていないなら、祭司はその家はきよいと宣言する。冒された箇所が治ったからである。

49

祭司はその家の汚れを除くために、小鳥二羽と杉の木と緋色の撚り糸とヒソプを取り、

50

その小鳥のうちの一羽を、新鮮な水を入れた土の器の上で殺す。

51

杉の木とヒソプと緋色の撚り糸と、生きている小鳥を取って、殺された小鳥の血と新鮮な水の中にそれらを浸し、その家に七度振りまく。

52

祭司は、小鳥の血と新鮮な水と、生きた小鳥と杉の木とヒソプと緋色の撚り糸とによって、家の汚れを除き、

53

その生きている小鳥を町の外の野に放つ。こうして彼はその家のために宥めを行い、その家はきよくなる。」

54

以上が、ツァラアトに冒されたあらゆる患部、疥癬、

55

衣服と家のツァラアト、

56

腫れもの、かさぶた、斑点についてのおしえであり、

57

どのようなときにそれが汚れていて、また、どのようなときにそれがきよいのかを教えるためのもので、ツァラアトについてのおしえである。