歴代誌下 6章

2 Chronicles 章 6
5章
6章
42節
7章
1

そのとき、ソロモンは言った。 「主は、黒雲の中に住む、と言われました。

2

そこでこの私は、あなたの御住まいである 家を建てました。 御座がとこしえに据えられる場所を。」

3

それから王は振り向いて、イスラエルの全会衆を祝福した。イスラエルの全会衆は起立していた。

4

彼は言った。「イスラエルの神、主がほめたたえられますように。主は御口をもって私の父ダビデに語り、御手をもってこれを成し遂げて、こう言われた。

5

『わたしの民をエジプトの地から導き出した日からこのかた、わたしは、わたしの名を置く家を建てるために、イスラエルの全部族のうちのどの町も選ばず、また、わたしの民イスラエルの上に立つ君主とするために、だれも選ばなかった。

6

ただ、エルサレムを選んでそこにわたしの名を置き、ダビデを選んでわたしの民イスラエルの上に立てた。』

7

それで私の父ダビデの心にはいつも、イスラエルの神、主の御名のために家を建てたいという思いがあった。

8

ところが主は、私の父ダビデにこう言われた。『あなたの心にはいつも、わたしの名のために家を建てたいという思いがあった。その思いがあなたの心にあったことは、良いことである。

9

しかし、あなたはその家を建ててはならない。あなたの腰から生まれ出るあなたの子が、わたしの名のために家を建てるのだ。』

10

主はお告げになった約束を果たされたので、私は主の約束どおりに父ダビデに代わって立ち、イスラエルの王座に就いた。そしてイスラエルの神、主の御名のためにこの家を建て、

11

主の契約が納められている箱をそこに置いた。その契約は、主が、イスラエルの子らと結ばれたものである。」

12

彼はイスラエルの全会衆の前で、主の祭壇の前に立ち、両手を伸べ広げた。

13

ソロモンは、長さ五キュビト、幅五キュビト、高さ三キュビトの青銅の足台を作って庭の中央に据えていたので、その上に立った。そしてイスラエルの全会衆の前でひざまずき、天に向かって両手を伸べ広げて、

14

こう言った。「イスラエルの神、主よ。天にも地にも、あなたのような神はほかにありません。あなたは、心を尽くして御前に歩むあなたのしもべたちに対し、契約と恵みを守られる方です。

15

あなたは、あなたのしもべ、私の父ダビデに約束されたことを、ダビデのために守ってくださいました。あなたは御口をもって語り、また、今日のように御手をもってこれを成し遂げられました。

16

そこで今、イスラエルの神、主よ。あなたのしもべ、私の父ダビデに約束されたことを、ダビデのために守ってください。『あなたがわたしの前に歩んだように、あなたの子孫がその道を守り、わたしの律法に歩みさえするなら、あなたには、イスラエルの王座に就く者がわたしの前から断たれることはない』と言われたことを。

17

今、イスラエルの神、主よ。あなたのしもべダビデに約束されたおことばが堅く立てられますように。

18

それにしても、神は、はたして人間とともに地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして私が建てたこの宮など、なおさらのことです。

19

あなたのしもべの祈りと願いに御顔を向けてください。私の神、主よ。あなたのしもべが御前にささげる叫びと祈りを聞いてください。

20

そして、この宮、すなわち、あなたの御名をそこに置くと言われたこの場所に、昼も夜も御目を開き、あなたのしもべがこの場所に向かってささげる祈りを聞いてください。

21

あなたのしもべとあなたの民イスラエルが、この場所に向かってささげる願いを聞いてください。あなたご自身が、あなたの御住まいの場所、天からこれを聞いてください。聞いて、お赦しください。

22

ある人が隣人に罪を犯して、のろいの誓いを立てるよう求められ、この宮の中にある、あなたの祭壇の前に来て誓うなら、

23

あなたご自身が天からこれを聞き、あなたのしもべたちにさばきを行って、悪い者にはその生き方への報いをその頭上に返し、正しい者にはその正しさにしたがって義をもって報いてください。

24

あなたの民イスラエルが、あなたの前に罪ある者となって、敵に打ち負かされたとき、彼らが立ち返り、御名をほめたたえ、この宮で御前に祈り願うなら、

25

あなたご自身が天からこれを聞き、あなたの民イスラエルの罪を赦し、あなたが彼らとその先祖たちにお与えになった地に、彼らを帰らせてください。

26

彼らがあなたの前に罪ある者となって、天が閉ざされ雨が降らなくなったとき、彼らがこの場所に向かって祈り、御名をほめたたえ、あなたが苦しませたことによって彼らがその罪から立ち返るなら、

27

あなたご自身が天でこれを聞き、あなたのしもべたち、あなたの民イスラエルの罪を赦してください。彼らの歩むべき良い道を彼らに教え、あなたの民に相続地としてお与えになったあなたの地に雨を降らせてください。

28

この地に飢饉が起こり、疫病や立ち枯れや黒穂病、いなごやその若虫が発生したときでも、敵がこの地の町々を攻め囲んだときでも、どのようなわざわい、どのような病気であっても、

29

だれでもあなたの民イスラエルが、それぞれ自分の疫病や痛みを思い知らされて、この宮に向かって両手を伸べ広げて祈るなら、どのような祈り、どのような願いであっても、

30

あなたご自身が、御座が据えられた場所である天から聞いて、赦し、一人ひとりに、そのすべての生き方にしたがって報いてください。あなたはその心をご存じです。あなただけが、すべての人の子の心をご存じだからです。

31

そうして、あなたが私たちの先祖にお与えになった大地の上で彼らが生き続ける間、いつもあなたを恐れて、あなたの道に歩むようにしてください。

32

同様に、あなたの民イスラエルの者でない異国人についても、その人があなたの大いなる御名と力強い御手と伸ばされた御腕のゆえに、遠方の地から来てこの宮に向かって祈るなら、

33

あなたご自身が、あなたの御座が据えられた場所である天からこれを聞き、その異国人があなたに向かって願うことをすべて、かなえてください。そうすれば、地上のあらゆる民が御名を知り、あなたの民イスラエルと同じようにあなたを恐れるようになり、私が建てたこの宮で御名が呼び求められなければならないことを知るでしょう。

34

あなたの民が敵との戦いのために出て行くとき、遣わされる道で、あなたがお選びになったこの都、私が御名のために建てた宮に向かって、あなたに祈るなら、

35

天から彼らの祈りと願いを聞いて、彼らの言い分を聞き入れてやってください。

36

罪に陥らない人は一人もいません。ですから、彼らがあなたの前に罪ある者となったために、あなたが怒って彼らを敵に渡し、彼らが、遠く、あるいは近くの国に捕虜として捕らわれて行き、

37

捕らわれて行った地で我に返り、その捕囚の地であなたに立ち返ってあわれみを乞い、『私たちは罪ある者です。不義をなし、悪を行いました』と言い、

38

捕らわれて行った捕囚の地で、心のすべて、たましいのすべてをもってあなたに立ち返り、あなたが彼らの先祖にお与えになった彼らの地、あなたがお選びになったこの都、私が御名のために建てたこの宮の方に向かって祈るなら、

39

あなたの御座が据えられた場所である天から、彼らの祈りと願いを聞き、彼らの訴えをかなえて、あなたの前に罪ある者となったあなたの民を赦してください。

40

今、わが神よ。どうか、この場所でささげる祈りに御目を開き、御耳を傾けてください。

41

今、神、主よ、立ち上がってください。あなたの休み所にお入りください。あなたとあなたの御力の箱も。神、主よ、あなたの祭司たちが救いを身にまとい、あなたにある敬虔な人たちが、いつくしみを喜びますように。

42

神、主よ、あなたに油注がれた者たちの顔を退けないでください。あなたのしもべダビデの誠実な行いの数々を思い起こしてください。」