エペソ人への手紙 4章

Ephesians 章 4
3章
4章
32節
5章
1

さて、主にある囚人の私はあなたがたに勧めます。あなたがたは、召されたその召しにふさわしく歩みなさい。

2

謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに耐え忍び、

3

平和の絆で結ばれて、御霊による一致を熱心に保ちなさい。

4

あなたがたが召された、その召しの望みが一つであったのと同じように、からだは一つ、御霊は一つです。

5

主はひとり、信仰は一つ、バプテスマは一つです。

6

すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父である神はただひとりです。

7

しかし、私たちは一人ひとり、キリストの賜物の量りにしたがって恵みを与えられました。

8

そのため、こう言われています。 「彼はいと高き所に上ったとき、 捕虜を連れて行き、 人々に贈り物を与えられた。」

9

「上った」ということは、彼が低い所、つまり地上に降られたということでなくて何でしょうか。

10

この降られた方ご自身は、すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも高く上られた方でもあります。

11

こうして、キリストご自身が、ある人たちを使徒、ある人たちを預言者、ある人たちを伝道者、ある人たちを牧師また教師としてお立てになりました。

12

それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。

13

私たちはみな、神の御子に対する信仰と知識において一つとなり、一人の成熟した大人となって、キリストの満ち満ちた身丈にまで達するのです。

14

こうして、私たちはもはや子どもではなく、人の悪巧みや人を欺く悪賢い策略から出た、どんな教えの風にも、吹き回されたり、もてあそばれたりすることがなく、

15

むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において、かしらであるキリストに向かって成長するのです。

16

キリストによって、からだ全体は、あらゆる節々を支えとして組み合わされ、つなぎ合わされ、それぞれの部分がその分に応じて働くことにより成長して、愛のうちに建てられることになります。

17

ですから私は言います。主にあって厳かに勧めます。あなたがたはもはや、異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。

18

彼らは知性において暗くなり、彼らのうちにある無知と、頑なな心のゆえに、神のいのちから遠く離れています。

19

無感覚になった彼らは、好色に身を任せて、あらゆる不潔な行いを貪るようになっています。

20

しかしあなたがたは、キリストをそのように学んだのではありません。

21

ただし、本当にあなたがたがキリストについて聞き、キリストにあって教えられているとすれば、です。真理はイエスにあるのですから。

22

その教えとは、あなたがたの以前の生活について言えば、人を欺く情欲によって腐敗していく古い人を、あなたがたが脱ぎ捨てること、

23

また、あなたがたが霊と心において新しくされ続け、

24

真理に基づく義と聖をもって、神にかたどり造られた新しい人を着ることでした。

25

ですから、あなたがたは偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。私たちは互いに、からだの一部分なのです。

26

怒っても、罪を犯してはなりません。憤ったままで日が暮れるようであってはいけません。

27

悪魔に機会を与えないようにしなさい。

28

盗みをしている者は、もう盗んではいけません。むしろ、困っている人に分け与えるため、自分の手で正しい仕事をし、労苦して働きなさい。

29

悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。むしろ、必要なときに、人の成長に役立つことばを語り、聞く人に恵みを与えなさい。

30

神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。

31

無慈悲、憤り、怒り、怒号、ののしりなどを、一切の悪意とともに、すべて捨て去りなさい。

32

互いに親切にし、優しい心で赦し合いなさい。神も、キリストにおいてあなたがたを赦してくださったのです。