レビ記 11章

Leviticus 章 11
10章
11章
47節
12章
1

主はモーセとアロンに告げて、こう彼らに言われた。

2

「イスラエルの子らに告げよ。 次のものは、地上のすべての動物のうちで、あなたがたが食べてもよい生き物である。

3

動物のうち、すべてひづめが分かれ、完全にひづめが割れているもので、反芻するもの。それは食べてもよい。

4

ただし、反芻するもの、あるいは、ひづめが分かれているものの中でも、次のものは食べてはならない。らくだ。これは反芻はするが、ひづめが分かれていないので、あなたがたには汚れたものである。

5

岩だぬき。これも反芻はするが、ひづめが分かれていないので、あなたがたには汚れたものである。

6

野うさぎ。これも反芻はするが、ひづめが分かれていないので、あなたがたには汚れたものである。

7

豚。これはひづめが分かれていて、完全に割れてはいるが、反芻しないので、あなたがたには汚れたものである。

8

あなたがたは、それらの肉を食べてはならない。また、それらの死骸に触れてもいけない。それらは、あなたがたには汚れたものである。

9

水の中にいるすべてのもののうちで次のものを、あなたがたは食べてもよい。海でも川でも水の中にいるもので、ひれと鱗のあるものはすべて食べてもよい。

10

しかし海でも川でも、すべて水に群がるもの、またはすべて水の中にいる生き物のうち、ひれや鱗のないものはすべて、あなたがたには忌むべきものである。

11

これらは、あなたがたには忌むべきものである。それらの肉を食べてはならない。また、それらの死骸を忌むべきものとしなければならない。

12

水の中にいるもので、ひれや鱗のないものはすべて、あなたがたには忌むべきものである。

13

また、鳥のうちで次のものを忌むべきものとしなければならない。これらは忌むべきもので、食べることはできない。すなわち、禿鷲、禿鷹、黒禿鷹、

14

鳶、隼の類、

15

烏の類すべて、

16

だちょう、夜鷹、かもめ、鷹の類、

17

ふくろう、鵜、みみずく、

18

白ふくろう、森ふくろう、野雁、

19

こうのとり、鷺の類、やつがしら、こうもりである。

20

羽があって群がり、四本の足で歩き回るものはすべて、あなたがたには忌むべきものである。

21

ただし、羽があって群がり、四本の足で歩き回るもののうちで、それらの足より高い二本の跳ね足を持ち、それで地上を飛び跳ねるものは食べてもよい。

22

それらのうち、あなたがたが食べてもよいものは次のとおりである。いなごの類、毛のないいなごの類、コオロギの類、バッタの類。

23

しかし羽があって群がり、足が四本あるものはすべて、あなたがたには忌むべきものである。

24

次のことによっても、あなたがたは身を汚すことになる。すなわち、それらのものの死骸に触れる者はだれでも夕方まで汚れる。

25

また、それらの死骸を運ぶ者はみな、自分の衣服を洗わなければならない。その人は夕方まで汚れる。

26

ひづめが分かれてはいても完全には割れていないか、あるいは反芻しない動物のことについては、これらはすべて、あなたがたにとって汚れたものである。これらに触れる者はだれでも汚れる。

27

また、四本の足で歩き回るすべての生き物のうち、足の裏のふくらみで歩くものはすべて、あなたがたにとって汚れたものである。その死骸に触れる者はみな夕方まで汚れる。

28

その死骸を運ぶ者は自分の衣服を洗わなければならない。その人は夕方まで汚れる。これらは、あなたがたには汚れたものである。

29

地に群がるもののうち次のものは、あなたがたにとって汚れたものである。すなわち、もぐら、跳びねずみ、大トカゲの類、

30

ヤモリ、ワニ、トカゲ、砂トカゲ、カメレオンである。

31

すべて群がるもののうち、これらは、あなたがたにとって汚れたものである。これらが死んだ状態のときに触れる者はだれでも夕方まで汚れる。

32

また、それらのうちのあるものが死んで何かの上に落ち、それが木の器、衣服、皮、袋など、何かに用いる物である場合、それは汚れる。それは水の中に入れなければならず、夕方まで汚れ、その後きよくなる。

33

また、それらのうちの一つが、どのような土の器の中に落ちても、その中にあるものはすべて汚れる。その器は砕かなければならない。

34

また食べられる物で、それに水がかかっていれば、それはみな汚れる。また飲める物で、そのような器の中にあるものはみな汚れる。

35

さらに、どのようなものでも、その上にこれらの死骸の一つが落ちたものは汚れる。それがかまどであれ炉であれ、打ち壊されなければならない。それは汚れていて、あなたがたには汚れたものとなる。

36

ただし泉、あるいは水のたまっている水溜めだけはきよい。しかし、それらの死骸に触れる者は汚れる。

37

また、蒔かれる種の上にそれらの死骸のどの一つが落ちても、それはきよい。

38

しかし、種の上に水がかけられていて、その上にそれらの死骸のあるものが落ちたなら、それはあなたがたには汚れたものである。

39

あなたがたが食用として飼っている動物の一匹が死んだとき、その死骸に触れる者は夕方まで汚れる。

40

その死骸を食べる者は自分の衣服を洗わなければならない。その人は夕方まで汚れる。また、その死骸を運ぶ者も自分の衣服を洗わなければならない。その人は夕方まで汚れる。

41

地に群がるものはすべて忌むべきもので、食べることはできない。

42

地に群がるもののうち、腹で這うもの、また四本の足で歩くもの、あるいは多くの足のあるもの、これらのどれも、あなたがたは食べてはならない。それらは忌むべきものである。

43

あなたがたは、いかなる群がるものによっても、自分自身を忌むべきものとしてはならない。また、それによって身を汚し、それによって汚れてはならない。

44

わたしはあなたがたの神、主であるからだ。あなたがたは自分の身を聖別して、聖なる者とならなければならない。わたしが聖だからである。あなたがたは、地の上を這ういかなる群がるものによっても、自分自身を汚してはならない。

45

わたしは、あなたがたの神となるために、あなたがたをエジプトの地から導き出した主であるからだ。あなたがたは聖なる者とならなければならない。わたしが聖だからである。」

46

以上が、動物と鳥、また水の中にうごめくすべての生き物と、地に群がるすべての生き物についてのおしえであり、

47

それによって、汚れたものときよいもの、食べてよい生き物と食べてはならない生き物とが分けられるのである。