エレミヤ書 5章

Jeremiah 章 5
4章
5章
31節
6章
1

「エルサレムの通りを行き巡り、 さあ、見て知るがよい。 その広場を探し回って、 もしも、だれか公正を行う、 真実を求める者を見つけたなら、 わたしはエルサレムを赦そう。

2

彼らが、主は生きておられる、と言うからこそ、 彼らの誓いは偽りなのだ。」

3

「主よ、あなたの目は 真実に届かないのでしょうか。 あなたが彼らを打たれたのに、 彼らは痛みもしませんでした。 絶ち滅ぼそうとされたのに、 彼らは懲らしめを受けることを拒みました。 彼らは顔を岩よりも硬くして、 立ち返ることを拒みました。」

4

私は思った。 「彼らは、卑しい者たちにすぎない。 しかも愚かだ。 主の道も、自分の神のさばきも知らない。

5

だから、身分の高い者たちのところへ行って、 その人たちと語ろう。 彼らなら、主の道も、 自分の神のさばきも知っているから」と。 ところが彼らもみな、 くびきを砕き、かせを断ち切っていた。

6

そのため、森の獅子が彼らを殺し、 荒れた地の狼が彼らを荒らす。 豹が彼らの町々をうかがい、 町から出る者をみなかみ裂く。 彼らは背くことが多く、 その背信がすさまじいからだ。

7

「これでは、どうして、 あなたを赦すことができるだろうか。 あなたの子らはわたしを捨て、 神でないものによって誓っていた。 わたしが彼らを満ち足らせると、 彼らは姦通し、遊女の家で身を傷つけた。

8

彼らは、肥え太ってさかりのついた馬のように、 それぞれ隣の妻を慕っていななく。

9

これらについて、 わたしが罰しないだろうか。 ──主のことば── このような国に、 わたしが復讐しないだろうか。

10

ぶどう畑の石垣に上り、それをつぶせ。 ただ、根絶やしにしてはならない。 そのつるを除け。 それらは主のものではないからだ。

11

実に、イスラエルの家とユダの家は、 ことごとくわたしを裏切った。 ──主のことば──

12

彼らは主を否定してこう言った。 『主は何もしない。 わざわいは私たちを襲わない。 剣も飢饉も、私たちは見ない』と。

13

預言者たちは風になり、 彼らのうちにみことばはない。 彼らはそのようにされればよい。」

14

それゆえ、万軍の神、主はこう言われる。 「あなたがたがこのようなことを言ったので、 見よ、わたしは あなたの口にあるわたしのことばを火とする。 この民は薪となり、 火は彼らを焼き尽くす。

15

イスラエルの家よ。 見よ。わたしはあなたがたを攻めるために、 遠くの地から一つの国を来させる。 ──主のことば── それは古くからある国、昔からある国、 その言語をあなたは知らず、 何を話しているのか聞き取れない国。

16

その矢筒は開いた墓のよう。 彼らはみな勇士たち。

17

彼らは、あなたの収穫とパンを食らい、 あなたの息子と娘を食らい、 羊の群れと牛の群れを食らい、 ぶどうといちじくを食らい、 あなたが拠り頼む城壁のある町々を 剣で打ち破る。

18

しかし、その日にも──主のことば──わたしはあなたがたを滅ぼし尽くすことはない。

19

『われわれの神、主は、何の報いとして、これらすべてのことを私たちにしたのか』と尋ねられたら、あなたは彼らにこう言え。『あなたがたが、わたしを捨て、自分の地で異国の神々に仕えたように、あなたがたは自分の地ではない地で、他国の人に仕えるようになる。』

20

ヤコブの家にこれを告げ、 ユダに言い聞かせよ。

21

さあ、これを聞け。愚かで思慮のない民よ。 彼らは目があっても見ることがなく、 耳があっても聞くことがない。

22

あなたがたは、わたしを恐れないのか。 ──主のことば── わたしの前で震えないのか。 わたしは砂浜を海の境とした。 それは永遠の境界で、越えることはできない。 波が逆巻いても勝てず、 鳴りとどろいても越えられない。

23

しかしこの民には、 強情で逆らう心があった。 それで彼らは離れて行った。

24

彼らは心の中でさえこう言わなかった。 『さあ、私たちの神、主を恐れよう。 主は大雨を、初めの雨と後の雨を、 時にかなって与え、 刈り入れのために定められた数週を 守ってくださる』と。

25

あなたがたの咎がこれを追いやり、 あなたがたの罪がこの良いものを拒んだのだ。

26

それは、わが民のうちに 悪しき者たちがいるからだ。 彼らは野鳥を捕る者のように待ち伏せし、 罠を仕掛けて人々を捕らえる。

27

鳥でいっぱいの鳥かごのように、 彼らの家は欺きで満ちている。 だから、彼らは大いなる者となり、富む者となる。

28

彼らは肥えてつややかになり、 悪事において限りがない。 孤児のために正しいさばきをして 幸いを見させることをせず、 貧しい人々の権利を擁護しない。

29

これらに対して、 わたしが罰しないだろうか。 ──主のことば── このような国に、 わたしが復讐しないだろうか。

30

荒廃とおぞましいことが、 この地に起こっている。

31

預言者は偽りの預言をし、 祭司は自分勝手に治め、 わたしの民はそれを愛している。 結局、あなたがたはどうするつもりなのか。」