エレミヤ書 22章

Jeremiah 章 22
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30節
23章
1

主はこう言われる。「ユダの王の家に下り、そこでこのことばを語れ。

2

『ダビデの王座に着くユダの王よ。あなたも、これらの門の内に入って来るあなたの家来も、またあなたの民も、主のことばを聞け。

3

主はこう言われる。公正と正義を行い、かすめ取られている者を、虐げる者の手から救い出せ。寄留者、みなしご、やもめを苦しめたり、いじめたりしてはならない。また、咎なき者の血をここで流してはならない。

4

もし、あなたがたがこのことばを忠実に行うなら、ダビデの王座に着く王たちは車や馬に乗り、彼らも、その家来も、またその民も、この家の門の内に入ることができる。

5

しかし、もしこのことばを聞かなければ、わたしは自分にかけて誓うが──主のことば──この家は必ず廃墟となる。』」

6

まことに、ユダの王の家について、主はこう言われる。 「あなたは、わたしにとってはギルアデ、 レバノンの頂だが、 必ず、わたしはあなたを荒野にし、 住む人もいない町々にする。

7

わたしはあなたを攻めるために、 それぞれ武具を持つ破壊者たちを取り分ける。 彼らは、最も美しいあなたの杉の木を 切り倒して火に投げ入れる。

8

多くの国々の者がこの都のそばを過ぎ、彼らが互いに、『何のために、主はこの大きな都をこのようにしたのだろうか』と言えば、

9

人々は、『彼らが、自分の神、主の契約を捨ててほかの神々を拝み、仕えたからだ』と言う。」

10

死んだ者のために泣くな。 その者のために嘆くな。 去って行く者のために、大いに泣け。 彼が再び帰って、 故郷を見ることがないからだ。

11

父ヨシヤに代わって王となった、ヨシヤの子、ユダの王シャルムについて、主はまことにこう言われる。 「彼はこの場所から出て行って、 二度とここには帰らない。

12

彼は引いて行かれた場所で死に、 再びこの地を見ることはない。」

13

「わざわいだ。 不義によって自分の家を建て、 不正によって自分の高殿を建てる者たち。 隣人をただで働かせて報酬も払わず、

14

『私は自分のために、 広い家、ゆったりとした高殿を建てよう』と言い、 それに窓を取り付けて、 杉の板でおおい、朱を塗る者は。

15

あなたは杉の木で競って、 王になろうとするのか。 あなたの父は食べたり飲んだりし、 公正と義を行ったではないか。 そのとき、彼は幸福であった。

16

虐げられた人、貧しい人の訴えを擁護し、 彼は、そのとき幸福であった。 それが、わたしを知っていることではないのか。 ──主のことば──

17

しかし、あなたの目と心は、 自分の利得に、 さらには、咎なき者の血を流すこと、 虐げと暴虐を行うことにだけ向けられている。」

18

それゆえ、ヨシヤの子、ユダの王エホヤキムについて、主はこう言われる。 「だれも、『ああ、悲しい、私の兄弟よ。 ああ、悲しい、私の姉妹よ』と言って彼を悼まず、 だれも、『ああ、悲しい、主よ。 ああ、悲しい、陛下よ』と言って彼を悼まない。

19

彼はエルサレムの門の外へ 引きずられ、投げ捨てられて、 ろばが埋められるように埋められる。」

20

「レバノンに上って叫び、 バシャンで声をあげ、アバリムから叫べ。 あなたの恋人たちがみな、砕かれたからだ。

21

あなたが平穏であったときに、 わたしはあなたに語りかけたが、 あなたは『私は聞かない』と言った。 わたしの声に聞き従わないということ、 これが、若いころからのあなたの生き方だった。

22

あなたの牧者たちはみな風に追い立てられ、 あなたの恋人たちは捕らわれの身となって行く。 そのとき、あなたは自分のすべての悪のゆえに、 恥を見、辱めを受ける。

23

レバノンの中に住み、 杉の木の中に巣ごもりする女よ。 あなたに陣痛が、 産婦のような激痛が襲うとき、 あなたはどんなにうめくことだろう。」

24

「わたしは生きている──主のことば──。ユダの王、エホヤキムの子エコンヤは、わたしの右手の指輪の印ではあるが、わたしは必ずあなたを指から抜き取り、

25

あなたのいのちを狙う者たちの手、あなたが恐れている者たちの手、バビロンの王ネブカドネツァルの手、カルデア人の手に渡し、

26

あなたと、あなたの産みの母を、あなたがたが生まれたところではない、ほかの地に放り出し、そこであなたがたは死ぬことになる。

27

彼らが帰りたいと心から望むこの地に、彼らは決して帰らない。」

28

この人エコンヤは、蔑まれて砕かれる像なのか。だれにも顧みられない器なのか。なぜ、彼とその子孫は投げ捨てられ、見も知らぬ地に投げやられるのか。

29

地よ、地よ、地よ、主のことばを聞け。

30

「主はこう言われる。この人を『子を残さず、一生栄えない男』と記録せよ。彼の子孫のうち一人も、ダビデの王座に着いて栄え、再びユダを治める者はいないからだ。」