ああ、羽コオロギの国よ。 この国はクシュの幾多の川のかなたにあり、
パピルスの船を水に浮かべて、 海路で使いを送る。 すばやい使者よ、行け。 背が高く肌の滑らかな国民のところへ。 あちこちで恐れられている民のところへ。 その国土を多くの川が分けている、 力強い、踏みにじる国へ。
世界のすべての住民よ。 地に住むすべての者よ。 山々に旗が揚がるときは見よ。 角笛が吹き鳴らされるときは聞け。
主が私にこう言われたからだ。 「わたしは静まり、 わたしのところから眺める。 照りつける日差しの暑さのように、 刈り入れ時の暑さの中の雨雲のように。」
刈り入れの前、花が終わって、 花房が熟したぶどうになるとき、 人はその枝を鎌で切り、 そのつるを取って除き去るからだ。
それらはみなともに、 山々の猛禽や野獣のために投げ捨てられる。 猛禽はその上で夏を過ごし、 野獣はみな、その上で冬を過ごす。
そのとき、背が高く肌の滑らかな民、あちこちで恐れられている民、その国土を多くの川が分けている、力強い踏みにじる国民から、万軍の主の名のある場所、シオンの山へ、万軍の主のために贈り物が運ばれて来る。