雅歌 4章

Song of Solomon 章 4
3章
4章
16節
5章
1

ああ、あなたは美しい。わが愛する者よ。 ああ、あなたは美しい。 あなたの目は、ベールの向こうの鳩。 髪は、ギルアデの山を下って来る やぎの群れのようだ。

2

歯は、洗い場から上って来た、 毛を刈られた雌羊の群れのよう。 それはみな双子で、 一方を失ったものはそれらの中にはいない。

3

唇は紅の糸のようで、 口は愛らしい。 頬はベールの向こうで、 ざくろの片割れのようだ。

4

首は、兵器倉として建てられた ダビデのやぐらのよう。 その上には千の盾が掛けられ、 すべて勇士の丸い小盾だ。

5

二つの乳房は、 ゆりの花の間で草を食べている双子のかもしか、 二匹の子鹿のようだ。

6

そよ風が吹き始め、影が逃げ去るまでに、 私は没薬の山、乳香の丘に行こう。

7

わが愛する者よ。あなたのすべては美しく、 あなたには何の汚れもない。

8

花嫁よ。私と一緒にレバノンから、 私と一緒にレバノンから来ておくれ。 アマナの頂から、 セニルの頂、ヘルモンの頂から、 獅子の洞穴、豹の山から下りて来ておくれ。

9

あなたは私の心を奪った。私の妹、花嫁よ。 あなたは私の心を奪った。 ただ一度のまなざしと、 首飾りのただ一つの宝石で。

10

私の妹、花嫁よ。 あなたの愛は、ぶどう酒にまさって麗しく、 あなたの香油の香りは、 すべての香料にまさっている。

11

花嫁よ。あなたの唇は蜂蜜を滴らせ、 舌の裏には蜜と乳がある。 衣の香りは、 レバノンの香りのようだ。

12

私の妹、花嫁は、閉じられた庭、 閉じられた源、封じられた泉。

13

あなたの産み出すものは、 最上の実を実らせるざくろの園、 ナルドとともにヘンナ樹、

14

ナルドとサフラン、菖蒲とシナモンに、 乳香の採れるすべての木、 没薬とアロエに、香料の最上のものすべて、

15

庭の泉、湧き水の井戸、 レバノンからの流れ。

16

北風よ、起きなさい。南風よ、吹きなさい。 私の庭に吹いて、その香りを漂わせておくれ。 私の愛する方が庭に入って、 その最上の実を食べることができるように。