ヨブ記 4章

Job 章 4
3章
4章
21節
5章
1

すると、テマン人エリファズが話し始めた。

2

もし、人があなたにことばを投げかけたら、 あなたはそれに耐えられるか。 しかし、だれが語らないでいられるだろう。

3

見よ。あなたは多くの人を訓戒し、 弱った手を力づけてきた。

4

あなたのことばは、つまずいた者を起こし、 くずおれる膝をしっかりさせてきた。

5

しかし今、これがあなたに及ぶと、 あなたはそれに耐えられない。 これがあなたに至ると、あなたはおじ惑う。

6

あなたの敬虔さは、あなたの確信ではないか。 あなたの誠実さは、あなたの望みではないか。

7

さあ、思い出せ。 だれか、潔白なのに滅びた者があるか。 どこに、真っ直ぐなのに絶たれた者があるか。

8

私の見てきたところでは、不法を耕して 害悪を蒔く者が、自らそれらを刈り取るのだ。

9

彼らは神の息吹によって滅び、 御怒りの息によって消え失せる。

10

獅子のうなり声、たける獅子の声がする。 しかし、若獅子の牙は砕かれる。

11

雄獅子は獲物がなくて滅び、 雌獅子の子らは散っていく。

12

あることばが私に忍び寄り、 そのささやきを私の耳がとらえた。

13

夜の幻で思いが乱れ、 深い眠りが人々を襲うとき、

14

おののきと震えが私に降りかかり、 私の骨々の多くがわなないた。

15

ある霊が顔の上を通り過ぎ、 私は身の毛がよだった。

16

それは立ち止まったが、 私はその顔だちを見分けられなかった。 しかし、その姿は私の目の前にあった。 静寂。そして私は次のような声を聞いた。

17

「人は神の前に正しくあり得ようか。 その造り主の前にきよくあり得ようか。

18

見よ。神はご自分のしもべさえ信頼せず、 御使いたちのうちにさえ、誤りを認められる。

19

まして、ちりに土台を据えた泥の家に住む者は なおさらのこと。 彼らはシミよりもたやすく押しつぶされ、

20

朝から夕方まで打ち砕かれ、 永久に滅ぼされて、だれも顧みない。

21

彼らの天幕の綱は確かに取り去られる。 彼らは知恵がないために死ぬ。」